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2017.08.17
福寿院の境内にてセミの脱皮を見つけました。
生命の美しさを感じます。
高野山では平成27年に開創1200年を迎え、中門(ちゅうもん)を172年ぶりに再建しました。
そちらには四天王がいらっしゃいますが、そのうち増長天、広目天は大仏師松本明慶さんが新たに造立されました。
特徴として増長天の胸元にはトンボ
広目天の胸元にはセミがいらっしゃいます。
悪人を罰して仏心を起こさせる役目をもつ広目天「通常ならざる目を持つ者」 といわれており、千里の遠くをも見通す者だそうです。
広く見渡すのが役目なので、どこまでも声が届くセミによって存在感を示し、「すべてを見ている」ことを表現しているそうです。
高野山へお参りの際はぜひご覧ください。他では例のない仏像です。
福寿院からセミの声を心地よく聞きながら文章をしたためました。
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